みんな大好き調理実習!
コロナ禍の中、やっと昨年から家庭科の調理実習が再開しました。全てが例年通りとはいきませんが、少しずつ通常生活に戻ってきています。
子どもたちは、事前準備の段階からかなり盛り上がり、当日を楽しみにしていました!
今回のメニューは”いろどりいため”です。栄養のバランスを考えた朝食のおかずを作ります。
みんなで1品を作るのではなく、一人一人それぞれ同じメニューを1品づつ作ります。
先生お手製のロイロレシピ
まず初めは調理器具をきれいに洗います。
洗い物をしているだけなのに、なんだか明るい声が聞こえてきます。
そして…。子ども達が一生懸命覗いているのは、教科書ではなくロイロノート。なんと、事前に6年生の先生方が実際に調理した様子をタブレットに落とし込み、それに従って調理していくようです。
先生お手製のなんと温かみのあるレシピ…。
自分のメモ帳レシピを持っている子もいます(すごい!)。
調理開始!
1テーブル4人ずつで進めます。まず、2人が包丁を持ち、完成まで調理します。その様子を他の2人は見学。先の2人の調理が終わったら、次の2人にバトンタッチです。
材料は…各家庭から持ってきた「人参・ピーマン・玉ねぎ・ハム」。包丁を使い慣れている子もいない子も、包丁を持つ姿は真剣です。不安な時はちらっと隣の子を見て見よう見まね。みんな丁寧に薄くカットしていて、さすが6年生です。
「ピーマン嫌だな。」「皮向いてなかった。」「どうやって剥こう…」
いろいろ呟きながら手を動かしています。
大人だって難しい火加減
「分厚い人参から炒めましょう。」と先生からのアドバイスを受けて、ちゃんと人参から炒める子どもたち。
でも…「それ以上だと人参焦げちゃうよ―!」「生焼けだよー!」なんて先生の声も。
うーん、火加減って難しいですよね。大人だって難しい!
人参が柔らかくなってきたら、他の材料も入れて炒め続けます。
教室の中からなんともいい香りがしてきました!
ついに完成!
「油、次の子の分まで使ってしまったー!」
「塩コショウ入れすぎて辛いよ~」
なんて声もありましたが、なんだか失敗も楽しそうです。
そんな中、こぼさないよう、お皿に恐る恐る盛り付けて…。
ついに完成です!!
自分たちのタブレットで記念撮影。
はい、パシャリ!
うーん、なんだか素敵な光景です!
バトンタッチ!
早い子だと10分ほどで調理が終わり、次の子にバトンタッチ。
完成した子たちから順番に食べることができます。
自分で作った料理はやはり格別のようで、
「おいしー!」「苦手な野菜も食べれたよ〜」
子どもたちから歓声が上がりました。
最後は協力してピッカピカ
ごみはごみ箱へ(チラシで作ったごみ箱です!)。
そして、洗う人・流す人・拭く人と手分けしてすいすい洗い物を片付けていきます。
「次使う人の為にきれいにしてください。泡の付いた食器なんて嫌だよー」先生の話を聞いて、洗う時だってみんな真剣です。
全工程が終了したら、自己チェック!今後の調理に活かせたらいいですね!
昨年から再開した調理実習。今年は2回開催されるとのこと。
こんな素敵な朝食、ぜひ家でも作ってほしいな~。と、ついつい言いたくなるほど、ほんとうに美味しそうに作り上げていました。
終始楽しそうにしていた調理実習。小学校での成長がしっかりわかる取材となりました。みなさんお疲れさまでした☆