2年生 町たんけん 第二弾!

今回は、今年の5月・6月に実施された町たんけんの第二弾です。

10月10日(金)・16日(木)の2日間に分けて、地域にあるお店や施設に訪問し、それぞれの場所で「働く人」や「地域のこと」についてお話を伺いました。

PTAだけでなく、多数参加してくださったボランティアの保護者の皆さんと、子どもたちを見守りながら見学の様子を取材させていただきました。

子どもたちは多くの選択肢の中から、それぞれ2つのお店・施設を訪問。

たくさんのルートがあった中、今回は4ルートについて報告します。

さぁ、たんけんバックを持って出発です!!

二宮畳店さん→方等院さん ルート


まず訪れたのは、地域に根ざした畳屋さん『二宮畳店』。

優しい笑顔で出迎えてくれた店主のおじさんに、子どもたちは次々と質問を投げかけます。

「畳の材料は?」

「どうやって作るの?」

などの問いに、おじさんは丁寧に答えてくれました。

い草のゴザや、畳の土台となる「とこ」、大きな機械などを見せていただき、子どもたちは興味津々。

実際に手で触れながら、畳づくりを知ることができました。

続いて訪れた真言宗のお寺『方等院』では、ご住職が迎えてくださり、まず仏様へのお参りを行いました。

屋外のお墓や屋内の立体搬送式のお墓を見学し、貴重な体験としてお焼香もあげさせていただきました。

最後にご住職への質問タイム。

お寺の歴史や、参拝客が多い時間帯、日々のお仕事の内容など、子どもたちは一生懸命メモを取りながら話を聞いていました。

つる屋さん→ココトモファームさん ルート

こちらのルートでまず訪れたのは、地元で人気の『つる屋』さん。

ここでは、

「みたらし団子は1日に何本売れますか?」

「何時ごろが混みますか?」

「外国からのお客さんは来ますか?」

など、子どもたちからの素朴だけど鋭い質問が飛び出していました。

お店の方によると、タイからのお客様が特に多いそうで、みんな興味津々。答えを聞いて「へぇー!」と驚きの声があがっていました。

次に向かったのは『ココトモファーム』さん。

米粉を使ったバームクーヘンが自慢のお店です。

なんと子どもたちの質問に対して、お店の方が一つひとつ、手書きでとっても可愛く回答を書いてくださいました!

その優しさに子どもたちも大喜びで、ノートに写したり、真剣な表情で耳を傾けていました。

田代郵便局さん→ニッカホームさん ルート

まずは、『田代郵便局』の局員さんにご挨拶。

あらかじめどのセリフを誰が言うか決めていたようで、スムーズに挨拶ができていました。

次は郵便局の中を見学させてもらうことに。

掲示されているポスターを見たり、番号をとる機械を押させてもらったり、みんな興味津々な様子。

窓口の方と楽しくお話する様子も見られました。 

そして、『田代郵便局』の局員さんに質問タイム。

どうやって郵便を仕分けているのか、どうやって郵便を回収しているのかなど、日頃疑問に思っていることに対して優しく答えていただき、子どもたちもみんな真剣にメモを取っていました。

1日の郵便の量は配達員1人に対し600件、千種区全体だと37,000通もあるそう。

その数には、子どもたちもびっくりしていました。

最後にお礼と挨拶をして、次の目的地である『ニッカホーム』さんへ向かいます。

こちらもまずはお店のスタッフさんへご挨拶、そして店内の見学へ。

トイレやキッチンの見本がたくさんあって、トイレに座ってみたりキッチンの引き出しをあけてみたりと、色々触れさせてもらえて子どもたちも大興奮。

「私もこんなキッチンだったらいいな〜」

とPTAメンバーも、思わず見入ってしまいました。

質問タイムでは、ニッカホームの名前の由来についてや、リフォームにはどのくらいの日数がかかるかを教えていただきました。

ニッカホームの由来は、「日本をお化粧する」という言葉からきているそう。

初めて聞く話に、今回もみんなメモをとって真剣に聞いていました。

最後はお店の方のご厚意で、ニッカホームのキャラクターのガチャガチャをさせてもらえることに。

どれがあたるかとみんな大盛り上がりで、満足してお店を後にしました。

山田餅さん→セカンドストリートさん ルート

はじめに訪れた『山田餅』さんでは、お店の方に元気よくあいさつをしてから見学をスタート。

質問コーナーでは、

「商品を作るときに気をつけていることは?」

「1日に何個くらい作るんですか?」

など、次々に手が挙がりました。

実際におはぎを作る様子を見せていただくと、

「おいしそう!」

「作ってみたい!」

と、子どもたちは興味津々。

真剣なまなざしと笑顔が印象的でした。

続いて訪れた『セカンドストリート』さんでは、たくさん並んだ洋服に

「かわいい!」

と目を輝かせる子どもたち。

質問コーナーでは、

「一番売れているものは?」

「お客さんは1日に何人くらい来ますか?」

などと積極的に質問していて、たくさんメモをとっていました。

今回も町たんけんを通じて、普段何気なく通っているお店の方々が地域に根ざして頑張っていらっしゃることを知る、貴重な体験になったようです。

子どもたちが、地域の人々の営みや代々受け継がれる仕事の大切さに触れ、何かを感じ取ってくれていたら嬉しく思います。

子どもたちの目は終始キラキラしていて、とても印象的でした。

今回訪問したお店・施設でご対応いただいた皆さま、本当にありがとうございました!