
この日は2年生の大玉転がしの合同練習を取材しました。一時青空がのぞいただけでほぼ曇り空でしたが、蒸し暑い気候の中でみんな頑張っていました。
まずは大玉を転がしてみよう!

最初は大玉を転がして感覚をつかみます。
“心を一つに!大玉リレー”の競技名の通り、心を一つにして大玉を操りますが、まっすぐ進むこと、旗をうまくまわることが難しいようです。

旗に触れないように気をつけるものの、倒してしまっているチームもありました。
ターン時は特に、チームワークが大切ですね。
入場の仕方と位置を確認しよう!

背の順で、6クラスが4チームに分かれて整列。
ビブを着ている子がアンカーのようです。

整列できたら座って待機。きちんとできた子どもたちには、先生から「かっこいいね」との声かけ。周りの子たちも触発されて座りなおします。逆にかっこ悪いとの声かけも(笑)。
先生から見学者の児童たちにも、自分たちの場所を覚えるためにしっかり見ておくようにとのアドバイスが飛んでいました。

移動場所がわからない子に優しく教えている子、少し遅れてしまった子に声かけしている子もいました。
運動会当日は迷わず、カッコよく整列できるといいね。
大玉を使わずに走ってみよう!

この練習では大玉は使わずに、スタートとゴール時に大玉にタッチするようにとの説明を受けて、練習スタート。
さあ行くぞ!と張り切ってスタートしたけれど・・・

大玉は使わないよーとの先生の声。
集中力が切れてきたのでしょうか。

無事に大玉にタッチしてゴールしたところで、緊張した面持ちのチームメイトに次を託します。
チームの順位を見守る子、友達とおしゃべりする子、さまざまです。
立ち上がる際は、後ろにいる友達のことを考えて、お尻の砂は払わないという指導がされていました。
編集後記
昨年は運動会ができなかったため、練習からして初めての経験です。学年全員がひとつの場に集まるというのも、もしかしたら入学式以来かもしれません。
まだ闘争心のようなものは見えず、先生方の指示に従って競技しているように見受けられましたが、当日はポイントがついて赤組と白組の勝敗が決まることを、これから実感していくのかなと思いました。
2年生の次の時間は4年生の合同練習で、2年生とは落ち着きが違ったのが印象的でした。
運動場の角の砂場では1年生が砂遊びの授業中。校舎側の水道まで、コップ、ペットボトル、バケツ等を手にして往復していました。なみなみと水を入れて服が濡れてしまった子、慎重に容器の5分の1ほど入れてゆっくり戻って行く子。4年生の砂埃のあがる練習とのコントラストが微笑ましかったです。