少し肌寒さを感じる中、上着やスパッツ、長袖の体操服を着用したり、半袖ハーフパンツだったり、おのおのが過ごしやすい服装で運動場に集まってくる5年生。
勝利という名の棒を引け!
見出しの演技名からも伝わるように、毎回の運動会で盛り上がる種目の棒引き。これが5年生が行う競技種目です。
まずは学年全員が集まって準備体操をします。その際、先生から学級委員に男女そろって座らせるようにとの指示が出たり、委員会の活動以外で遅刻した生徒に対して注意がありました。
出だしからぴりっとした雰囲気が漂い、高学年ならではの指導風景かと思いました。



どんな競技?
5年生は1~3組が赤組、3~5組が白組に分かれます。
ルールを箇条書きすると…
・赤白両組の4人or5人10チームが相対して並び、その中央にある10本の棒を取り合います。
・時間内に陣地まで引っ張った棒の多い組に1ポイントが入ります。
・引き分けの場合は両組に1ポイントずつ入ります。
・6回戦まで行い、合計ポイントを競います。
・各組20チームあり、交代で対決します。(つまり、1人3回参加します。)
・対戦相手が重ならないよう、赤組が対戦毎に場所を移動します。

大事なスタートダッシュ!
気持ちが前にいっていて、フライングもありました。

相手チームよりも早くつかむぞ!陣地にひっぱれ!
そんな気持ちがあふれています。

赤組の陣地に入りました!それでもあきらめず最後まで引っ張る白組。
その気概のある姿勢が素敵です。

1戦が終わるごとに、棒に近いチームが元の位置まで戻していました。
見どころはスタートダッシュ!
この競技のポイントは、足の速い子ができる限り陣地に向けて棒を引っ張って、そこに他のチームメイトが加勢することかなと見ていると、そう単純ではなさそうです。
棒までの距離がそこまであるわけではないので、簡単には差がつきません。ただ、スタートで出遅れると勝機が遠のくことは否めないので、そこはみな力が入っています。
各チームでどのような戦略を練っているのでしょうか。ご家庭でぜひ聞いてみてください。


最後まであきらめない!と頑張るあまり、転んでしまっている児童も。
転んでしまったら、ケガを防ぐためすぐ棒から手を離すようにとの声かけがありました。
編集後記
全体的に厳しい雰囲気が漂う練習風景でしたが、さすが5年生、きびきび行動して真摯に競技に向き合う姿勢が見られました。一戦毎に勝敗を決する際、歓声をあげたりすることなく次の対決の準備をするよう促されており、コロナ禍での運動会なのだと印象的な場面でした。
10チームが横並びになるため、保護者の観覧席から遠い位置(校舎側)にいるお子さんの勇姿は見づらいかもしれません。事前にお子さんの立つ位置を正確に聞いておくといいかもしれませんね。
当日の生き生きした子供たちの姿を見るのが楽しみになる練習風景でした。
適切な加工を施した上で11月11日(木)ホームページに掲載する予定です。
〜 追記:PTA本部からのお知らせ 〜
今年度の運動会は入れ替え制のため、例年と異なる点がございます。お手元の小学校からの配布プリント「令和3年度運動会のご案内」を再度ご確認いただきますようお願いいたします。