子どもたちの心身の健康を見守る ~養護教諭さん~

今回は、子どもたちの心に寄り添ったり、体調不良やケガの手当てなどをしてくれる保健室の養護教諭さんをご紹介します。

2人の養護教諭さんが情報を共有しながら仕事をしています!

どんなお仕事をしていますか?

ケガや体調不良の手当(病院へ行くか自宅で様子を見てもらうかの判断も)、身体測定、「生活習慣のふりかえり」作成、ハミガキ指導、ほけんだより作成等。子どもの心が少し疲れてしまったときに話し相手になったりもします。通常2名の養護教諭が保健室にいます。

たとえ小さなケガであっても、手当てすることで子どもたちは笑顔になって教室に戻っていくのだそうです。また、子どもが気になっているのがケガそのものではなく、そのときのお友達とのやりとりなど他に原因がある場合も。子どもたちの心に寄り添ったり、話を聞いたりすることも大事にしているそうです。

お仕事のやりがいを教えてください

不安そうな顔で保健室に来た子どもが笑顔で教室に戻っていく姿が見られるとき。また、経年的に子どもたちの成長を見守れるというのも幸せな役割ですね!

長ければ6年間通して子どもの成長を見守り続けることができる養護教諭さん。1年1年が土台となって、子どもたちの少しの変化にも気づくことができるんだそうです。

年度の始まりに、保護者が気を配っておくとよいことは?

4月は子どもたちも気を張ってすごくがんばっています。親御さんは、子どもたちの学校でのことなど、とにかく話をよく聞いてあげてほしいです。言葉にすることで気持ちが整理され、心が落ち着くという側面もあります。5月の運動会が終わり、6月になると疲れがでやすい時期。家でリラックスして過ごせるといいですね。

子どもたちにとって保健室は心安らぎ、元気をもらえる場所でもありますが、やはり親御さんの存在は偉大だと養護教諭さんは話します。

たとえば体調が悪くて保健室で休んでいる子どもが、親が迎えに来てくれた瞬間にホッとした安堵の表情を見せたり、ベッドでしんどそうにしていた子どもが「あと30分で迎えに来てくれるって」と話したら、安心して眠りに落ちたり…。「田代小学校の親御さんはみなさん、子どもの体調不良時などに連絡がいくとすぐにお迎えに来てくださってとても助かりますし、安心です」と話してくれた養護教諭さん。

子どもたちが心身ともに元気で楽しく学校生活が送れるよう、温かい眼差しを注いでくださっている姿が印象的でした。

次回の広報委員会からの記事
更新予定日は4月28日(木)です。