こんにちは、広報部です。
突然ですが、校外学習の行き先が身近すぎて、親子でびっくりしたのは我が家だけではないのでは。
子どもが言うには、中津川合宿の練習のために、川名公園になったのだとか。
今回は、そんな5年生の春の校外学習、川名公園での様子をレポートしたいと思います。
目的地まではもちろん徒歩！
校庭で、先生からの注意事項を静かに聞く子ども達。高学年になると、こんなに手短でキビキビした説明で大丈夫なことに驚き、早くも子ども達の成長を感じました。
お天気にも恵まれ、各クラス2列に整列して、元気に出発です！
交通ルールをきちんと守りながらも5年生らしいスピードでスムーズに歩き、学校を出発して30分程度で6クラス全員が川名公園へ無事到着しました。
先生も 子ども達も 全力のクイズラリー！
川名公園では田代小5年生の他に3つの小学校が遠足に訪れており、田代小5年生の目印として先生方が用意してくれた、たろぽんの名札が役に立ちました。
公園の南東にある環境学習の森の木陰へリュックサックを下ろし、お楽しみのクイズラリー開始です。
クイズラリーは先生方の趣向を凝らした問題が準備されていました。
各班、班長・地図係・ワークシート係を中心に挑みます。
クイズはもちろん、先生との白熱のじゃんけんバトルや、楽しい写真撮影、オリエンテーリング要素もあって、広い川名公園の中を縦横無尽に各グループが歩き回って知恵を絞りました。
森の中でランチタイム！
クイズラリー終了後は、これまたお楽しみのお弁当タイム！
環境学習の森のあちこちから食事係さんを中心に元気な「いただきます！」の声が響きます。
森の中を涼しい風が吹き抜け、とても心地良いランチタイムでした。
関所破り。こんなに熱いスポーツがあったとは！
お弁当でお腹を満たしたあとはグラウンドへ移動をして「関所破りゲーム」です。
守備担当のクラスが10人(1つ目)、8人(2つ目)、6人(3つ目)、4人(4つ目)、2人(5つ目)の、5つの関所を作り、対する残り5クラスの子ども達は攻撃に回ります。
攻撃側は、1つ目の関所でジャンケンに勝ったら2つ目の関所に進み…といった要領で、各関所でのジャンケンに勝ちながら5つの関所突破を目指します！
全クラスが交代で守備を担当し、最後の砦、2人で守る5つ目の関所までを突破された人数が少なかったクラスが優勝です。
小さな頃から慣れ親しんだジャンケンとは思えないほどの盛り上がり！激しいスポーツに見紛うばかりに全身を躍動させた熱のこもったジャンケンが行われていきます。
見事に5つの関所を勝ち抜いた子ども達はガッツポーズや小躍りで最後の関所の先にある、勝者のエリアへゴールしていきます。
一方、敗退してしまった子ども達は制限時間まで何度も何度も関所へ挑んでいき、不屈の精神が感じられました。
結果は突破されてしまった人数をたったの23人に抑えた2組の優勝でした。
自然と一体感が生まれた、静寂のバースデーチェーン！
ゲームはまだまだ続きます。白熱の関所破りのあとは、「バースデーチェーン」です。
声を発さずにジェスチャーや表情のみを駆使して、6クラス180人近い児童達が4月2日から誕生日順に、更に同じ誕生日の子達はあいうえお順に、一列に整列して、グラウンドいっぱいの大きな一重の輪になろうというゲームです。
先程までの喧騒とは打って変わって急に訪れた静寂。しかし子ども達の熱は冷めていませんでした。
まず、子ども達は自分の誕生月を頭上に指で表しながら各月ごとに集まっていきます。
そこからは指だけではなく表情も口の動きも目一杯使いながら次第に大きな円を作っていきます。
その時です。まだ順番を探り合う子ども達を待つ間、きれいに並び終えた子達の中から自然発生的に手拍子の応援が広がっていきました。学年全体の一体感と温かい雰囲気がよく感じられた瞬間でした。
中津川合宿に向けて…
青空の下で、グループ活動やクラスの輪を超えたレクリエーションを通じ、たくさん試行錯誤して、体を動かして、笑って喜び合った、そんな川名公園の一日でした。
中津川合宿に向けて、クラスメイトや学年の結束が深まったのではないでしょうか。
同行いただき、工夫を凝らしたクイズラリーや熱いゲームを用意してくださった先生方、本当にありがとうございました。
