10月30日(水)の2時間目、1・2年生の交通訓練が実施されました。
今回は1年生を取材。
運動場で開催の予定でしたが、前日の雨でコンディションが悪く、各教室で実施されました。
DVDを鑑賞し、「はひふへほのおやくそく」の冊子を見ながら、道路の歩き方などを学びました。
DVDが始まるまでは先生からの安全に関するお話
「道路の歩き方の『はひふへほ』は、皆さん覚えていますか?」
先生からの問いに、子どもたちの回答が元気に飛び交います。
は…はしらない
ひ…ひろがらない
ふ…ふざけない
へ…へいがわをあるく/へんな人についていかない
ほ…ほどうをあるく
その他にも、
「自転車に乗る時はヘルメットをかぶる決まりであること」
「最近は夕方の4時半くらいから日が暗くなるから、外に遊びに行くときは帰る時間を確認しよう」
「横断歩道を渡る時は、右左右を見て確認しよう」
などと先生から教わっていました。
「茶桃の子はボタン信号があるね」
「赤や白の子は長い横断歩道があるよね」
と通学路の要所も確認して、それぞれが自分の通学路を思い起こしながら自分自身に関わることとして考える姿も見られました。
DVD鑑賞①
「てんしとあくまのこうつうあんぜん」を鑑賞しました。
拾った財布を天使と悪魔、子ども2人だけで交番へ届けるというストーリー。
道路を歩く時の注意点や横断歩道の渡り方、道路標識の見方をアニメに盛り込んで教えてくれます。
「ひかれちゃうよ!」
「信号を見て!」
などとアニメに出てくる主人公に注意しながら、しっかりDVDを鑑賞することができました。
「てんしとあくまのこうつうあんぜん」は、YouTubeで予告編を見ることができます↓
DVD鑑賞②
続いてはEテレで放送中の番組、「キキとカンリ」を鑑賞。
女の子のキキとロボットのカンリが安全について考える内容でした。
学校帰りに道路の向こうにいる友達を見つけたキキが飛び出し車に引かれそうになるというストーリーから、どんな注意が必要だったかを考えました。
最後に先生から大切なお話
「もしも交通事故にあってしまったら?」
考えたくはないですが、万が一のことも教わりました。
・車の人が出てくるまで待つ
・場合によっては救急車や警察を呼んでもらう
・(おうちの人の連絡先は分からないことを前提に)田代小学校へ電話をしてもらうように伝える
名古屋市内でも交通量の多い道路に隣接している田代小学校。
歩行中の事故のうち小学校低学年ほど、死者・重傷者が多いといわれています。
日の入りも早くなる時期ですので、大人も危機管理意識を高める必要があると感じました。
番外編
今回は教室での学習だったので、休み時間の過ごし方も垣間見ることができました。
タブレットに今日の気持ちをお天気マークで入力する子や、UNO・トランプを楽しむ子、折り紙をする子など、それぞれ思い思いに過ごしていました。
チャイムがなったら隣の席の子を手招きで呼んであげたりと、すっかり小学校に慣れた様子の1年生たちでした。
今回の交通訓練で、道路の歩き方をマスターし安全に登校して、楽しく元気に小学校ライフが送れますように!