10月21日
3年生に向けた交通安全教室が、体育館にて行われました。
愛知県警察第一交通機動隊自転車対策小隊「B-Force」5名のご指導のもと、今回は自転車を使った交通指導です。

3年生ともなれば自転車にもそろそろ慣れてきた頃。保護者の付き添いなしで子どもだけで自転車に乗る事も増えてきます。そんな中、普段の自分たちの自転車の乗り方について改めて振り返る良い機会となりました。

一番大きく穴が空いた部分、何が当たったと思いますか?

正解は、自転車に乗っていた人の「頭」だそうです。
ヘルメットを被っていなかった頭が当たった穴…みんな衝撃を受けました…!
ヘルメットの被り方、一時停止の大切さ、違反運転など…事故を未然に防ぐ大切な事を教えていただきました。子どもたちが楽しく学べるよう、体を張ったアクロバティックな場面も。

自転車走行時、ヘルメットを被っていたとしても、あごひもの調整をしていないと…


自転車に乗る前にはヘルメットを点検する約束をしました。
一時停止の運転方法を教えていただいた後、止まれの標識がある場面で、代表者が自転車に乗りました。ブレーキをかければいいだけではなく、停止線で止まって、目視できちんと確認すること!


一旦停止後も、すぐには走り出さずじわじわ進みます…

じわじわ進みで、事故にならずよかったです。
最後には、寸劇形式のデモンストレーションが行われました。
交通ルール「6つの違反について」。


今回の違反内容は…
飲酒運転・傘さし運転・二人乗り・スマホのながら運転・並走・一時停止無視
中でも、飲酒運転は「100万の罰金が科せられることもある」という話に、子どもたちからは大きなどよめき。「大人がもし自転車の飲酒運転しそうになったら、止めてあげてね!」と言われ、大きくうなづいていました。

自転車の運転は子どもたちにとっては行動範囲も広がり楽しい事でもある一方、保護者の方々にとっては危険も伴う心配事でもあります。今回学んだ事を常に忘れず、交通ルールを守り思いやりを持った安全な走行で、楽しく自転車に乗ってもらいたいものですね。