一年生は11月1日(1.2.4.ひまわり組)、6日(3.5.6組)の二日に分かれて東山動植物園へ秋の校外学習に行きました。
”秋を見つけよう”をテーマに講座の受講やどんぐり拾いをしました。どんな秋を見つけることができたのでしょうか。
電車に乗って東山公園駅へ
春の校外学習は貸切バスでの移動だったため、団体での電車移動は“入学後初”となる一年生。
出発前、先生に「駅に入ったら話さない」「勝手に動かない」「電車内だけでなく動物園でも静かにする」など、団体で移動する際の注意事項を教えてもらいました。
先生からは「みんながどんぐり博士になれるようにしっかり勉強してきましょう!」との声掛けもあり児童の期待も高まります。
東山公園駅到着、植物園へ
正門から入場したため目的地である植物園までは少し距離がありましたが、キリンやカンガルーなど、動物を見ながら楽しく移動をしました。
植物園では2グループに分かれて、講座受講とどんぐり拾いを順番に行いました。
植物園職員による講座『どんぐり博士になろう!』
どんぐりは好き? 食べたことはある? どんぐりが好きな動物はなんだろう? という質問から講座がスタート。児童たちは元気に手を挙げ発言します。
かつては人間もどんぐりを食べていたことや、動物にとってどんぐりは根や芽を出すための栄養がたくさん詰まっているおいしい食糧であること、どんぐりにいるゾウムシは10個中8~9個の中にいることなどを教えてもらいました。
お話のあとはグループごとに16個のどんぐりを仲間分けするワークを行いました(正解は7種類でピタリと当てたグループも!)。ワークの仲間分けを基にどんぐりには堅果(けんか)と殻斗(かくと)=どんぐりが履いているパンツがあり、それらの組み合わせによってどんぐりの種類を調べることができることを学びました。
約30分の講義を受け、小さなどんぐり博士の誕生です!
お楽しみのどんぐり拾い
講座受講後は児童たちが楽しみにしていたどんぐり拾いです。
小さなどんぐり博士たちは「とげとげパンツばっかり落ちているね」「根が出ているどんぐりがある!」と講座で学んだ知識を披露しながらどんぐり拾いを楽しみました。
また、”秋を見つけよう”のテーマ通り、どんぐりだけでなく色づいた葉や実、キノコや生き物を見つける児童もいて、好みや個性を垣間見ることができました。
学校へ
あっという間に帰りの時間がやってきました。たくさん歩き、そして学んだ児童たちは腹ペコの様子。お弁当を食べる他の団体を横目に、行事食のサンドウィッチが待つ学校まで、みんなで励ましあいながら歩を進めました。
当日は夏のような汗ばむ陽気でしたが、どんぐりや色づく葉に秋を見つけることができました。
校外学習でどんな秋を見つけたか、ご家庭でもお子さんとの会話を楽しんでください。