『ルドルフとイッパイアッテナ』観劇会

11月13日、14日の2日間、「オペラシアターこんにゃく座」の皆さんによる観劇会が開催されました。

「オペラシアターこんにゃく座」は1971年の創立より、子どもたちに本物の芸術を間近で体験していただきたい、と日本語の響きを大切にした親しみやすいオペラを日常的に上演している日本で唯一の団体です。

今回広報部は、13日の午前中に1、2年生に向けて開催された観劇会を取材しました。

カラフルなセットにワクワクしながら先生のお話を聞いています

「ルドルフとイッパイアッテナ」について

映画化もされていたお話『ルドルフとイッパイアッテナ』

かわいい黒猫ルドルフと大きなトラ猫イッパイアッテナを中心とした物語です。

悲しい嬉しい驚きなどのあらゆる状況を表現するピアノ演奏をバックに、猫や犬たちは思い思いに会話を続けていきます。

猫たちが走り回るだけでも、ルドルフが「チビ~」と呼ばれるだけでも、見ている子どもたちは大笑い!

グランドピアノの演奏と共に♪
迷子になったのは黒猫ルドルフ

中でも一番笑ったのは…!?

あらゆる場面で笑いの起こる中、一番の笑いを誘っていたセリフは…

「耳をかじってドラえもんにしてやるからな!!!」

何度か発せられる度に、1、2年生の子どもたちは大笑い。

セリフからきっとあのまあるい頭を想像していたんですね!

トラ猫イッパイアッテナは大好物の給食室のシチューをおねだり
猫たちが恐れるのはブルドッグのデビル

字がわかると本が読める

劇中に出てきた「字がわかると本が読めるのか!」というセリフ。

1、2年生にはなんだか説得力のある言葉!

猫も本が読める!?

ザワザワザワ…みんな心配そう

猫たちの友情がどれほど深いものか、子どもたちにも理解出来てきたころ、1匹の猫が友達猫の為に大きなブルドッグに噛まれてしまいます。

子どもたちはいっせいにザワザワザワ‥‥。中には涙する子もいた様子。

物語にすっかり入り込んでいる純粋な子どもたちの様子が見て取れました。

死んじゃったのかな…子どもたちはザワザワ

途中休憩を挟み、およそ90分間の観劇会でしたが、子どもたちは最後まで集中して見入っていました。 

ピアノ伴奏者1名と出演者4名、スタッフ2名の計7名でお越しいただいた、こんにゃく座のみなさん。

素敵な観劇会を本当にありがとうございました。

ありがとうございました♪