6年生を送る会・卒業式

6年生を送る会が開かれました

卒業式まであと一週間に迫った3月13日の1時間目に「6年生を送る会」が開催されました。卒業を目前に控えた6年生へ、全校児童が感謝の気持ちを伝える大切な行事です。

廊下いっぱいに広がる感謝の気持ち

まずは6年生が1〜4年生の全ての教室前を巡りながら歩いて体育館へ向かいます。
廊下にはそこかしこに卒業をお祝いする飾りやメッセージが飾られています。

各教室前には下級生が並び、大きな拍手でお出迎え。これまで練習してきた歌やリコーダーの音色が校内に優しく響きます。「ありがとう」と「おめでとう」の思いがこもったあたたかな時間でした。大きな歓声や拍手が巻き起こるたびに、6年生の表情も少し照れながら嬉しそうでした。

体育館では、5年生が6年生の到着を待っています。この日のために実行委員会を作り、出し物の準備を進めてきたそうです。会場には、緊張感を伴うピリッとした空気の中にこれから始まる時間への期待が満ちていました。

花のアーチの中を笑顔で入場

いよいよ6年生が体育館に到着します。
入り口には、5年生が作った幾重にも重なるお花のアーチ。

6年生は笑顔でそのアーチをくぐり、会場へと入っていきます。その光景はとても晴れやかで、思わず胸が熱くなりました。

6年生が入学した頃は、ちょうどコロナ禍の真っただ中でした。先の見えない日々に、不安を感じていたご家庭も多かったことでしょう。取材者である私も、6年生の保護者の一人です。
廊下を、花道を、堂々と嬉しそうに歩く子ども達の姿に、こんな風にあたたかく送りだしてもらえる日が来たのだと思わず胸がいっぱいになりました。

楽しい田代小学校クイズ

6年生が着席すると、いよいよ会が始まります。1〜4年生は教室からモニター越しに体育館を見守りました。
5年生による開式のあいさつに続いて始まったのは「田代小学校クイズ」です。

学校の1階から4階までの階段の段数や、先生方全員の人数、教頭先生のフルネームなど。学校に関するさまざまな問題が出題されました。
選択肢は大きな紙に書かれており、分かりやすいように工夫がされていました。たくさん考えながら準備をしてくれたことが伝わってきます。
体育館での5、6年生と同じように、教室で見守る下級生も選択肢に手を挙げ、楽しんでいたことでしょう。

心を一つにした5年生の合唱

続いては、5年生から6年生へ歌のプレゼントです。
体育館には、澄んだ歌声がやさしく広がりました。伴奏は自らやりたいと申し出てくれた5年生が担当しています。ピアノや木琴、打楽器が心地よく重なります。途中には5年生全員での手拍子や足拍子も入り、会場は一体感に包まれます。

この日のために一生懸命練習してきたことが伝わります。6年生へ向けた感謝と憧れの気持ちが、歌声に込められていました。

6年生からのお礼の歌

後半は、6年生からのお礼の時間です。
ひな壇へ整列していく姿は、とても落ち着いていました。姿勢よく整然と並ぶ様子から、日々の卒業式練習の成果が感じられます。
最高学年としての自信と成長が伝わる場面でした。

そして始まった6年生の合唱。
その歌声には、6年間の歩みが詰まっていました。まだ残る子どもらしさと少し垣間見える大人っぽさが重なる、美しく力強い響き。
感動して胸が熱くなりました。

次の最高学年へつながる時間

楽しい会も、いよいよ終わりが近づきます。
6年生代表からのお礼の言葉と来年度へ向けてのエールが伝えられました。続いて、5年生代表からの感謝とはなむけの言葉。いよいよ本当に巣立ちの時が近づいていると感じる瞬間でした。

退場のときも、6年生は5年生の作る花のアーチをくぐり抜けて行きます。会場には、あたたかな拍手が響いていました。

6年生の退場後、体育館では5年生が片付けを進めていました。楽器を運び、会場をてきぱきと整える姿はとても頼もしいものです。
その様子を見ながら、次の最高学年もきっと大丈夫。現6年生も安心して卒業の日を迎えられると感じました。

心のこもった、素晴らしい「6年生を送る会」でした。

3月19日 卒業式

送る会から一週間たった3月19日。当日の朝まで降り続いた雨がやみ、晴天のもと令和7年度の卒業式がとり行われました。

卒業生の晴れやかな表情は卒業式当日の真っ青に晴れ渡る空のよう。ここから元気に羽ばたいていってくれることを期待しています。