【4年生】思春期セミナー

4年生を対象に、保健師の先生と助産師の先生方をお招きした「思春期セミナー」が開催されました。

「みなさん、お久しぶりですね。2年前にも会いましたね」という先生の言葉に、少し緊張した表情を見せていた子どもたち。すると、スクリーンに2年前の自分たちが赤ちゃんの人形を抱っこしている写真が映し出され、「わぁ!」と大きな歓声が上がりました。一気に当時の記憶がよみがえり、和やかな雰囲気の中でセミナーがスタートしました。

命の誕生は奇跡

助産師の先生からは「今ここにいることは奇跡なんだよ」という言葉とともに、命の誕生についてスライドで説明していただきました。命は決して当たり前ではないというお話に、子どもたちは真剣な表情で聞き入っていました。

妊婦さんにもご協力いただき、お腹の赤ちゃんの心音を聴かせていただく場面もありました。

お腹の中で赤ちゃんが動く音に続いて聞こえてきた力強い心音に、子どもたちは興味津々。「赤ちゃんは1分間に約120回も鼓動しているんだよ」と教えていただくと、驚きの声が上がりました。

妊婦さんへの質問タイム

続いて行われた妊婦さんへの質問タイムでは、子どもたちから次々と手が挙がりました。

「赤ちゃんは男の子ですか?女の子ですか?」という質問に対し、妊婦さんから「どっちだと思う?」と逆に質問されると、子どもたちは声を揃えて「男の子!」と元気いっぱいに予想。予想は見事に的中し、会場は大いに盛り上がりました。

その後も「赤ちゃんの身長はどれくらい?」「予定日はいつですか?」「名前はもう決まりましたか?」など、興味津々な様子で質問が止まらず、命の誕生への関心の高さが伝わってきました。

思春期に訪れる体と心の変化

妊婦さんへ「ありがとうございました!」と感謝の気持ちを伝えてお別れした後は、思春期についての内容へ移りました。男の子と女の子それぞれの体の変化や、プライベートゾーンについてのお話もありました。自分や相手の体を大切にすること、嫌だと感じたときはしっかり伝えること、プライベートゾーンは見せたり触らせたりしないことなどを学びました。

心のお話では「人の脳は3階建て」と例えながら、脳の働きについて説明がありました。1階は食べることや呼吸など命を守る働きでカエルを例に、2階は喜びや怒りなどの感情をつかさどる部分で犬や猫を例に紹介されました。そして3階は、考えたり我慢したりする知性や理性をつかさどる部分です。カエルや犬、猫を例にした分かりやすい説明に、子どもたちはスライドを見つめながら熱心に聞き入っていました。

「心は勝手には育たない」という先生の言葉も印象的でした。成功も失敗も、一つひとつの経験が心の糧になることや、さまざまなことに挑戦する大切さについてのお話がありました。

体の変化を迎えた際の心構えや衛生面についても教えていただき、困ったときには信頼できる大人に相談することの大切さも学びました。

自分も相手も大切に

「体や心の変化は順調に成長している証」という先生の言葉でセミナーは締めくくられました。一人ひとりの成長のスピードには違いがあることや、お互いを思いやることの大切さについて考える時間となりました。

今回のセミナーは、命や思春期について理解を深める機会となりました。ご指導いただいた先生方、ご協力いただいた妊婦さん、そしてセミナーの実施に尽力してくださった皆様、ありがとうございました。